古本市場の取引価格がそのまま古本買取業界での相場です。 そのときどきで多少の変動はあるかもしれませんが プロ同士の取引であれば信用性は高いのではないでしょうか。

しかし相場の高騰を目的とした取引もあるようで、 それを適正かどうか判断するためには、 業界の人間関係を把握したり、 そこまでの取引の経過に注意を払ったりする必要も あるでしょうし、なかなかに難しい話ですね。

そこで共通認識がなされれば、それがお客様への 販売価格の最低ラインになるでしょうし、 同時に買取り価格の最高ラインになることが考えられます。 古本買取市場の取引は非公開で、 記録も一部の大市を除いて残していないのが現状なようです。 そうなると、一般の方だけでなく、 組合加盟、非加盟の業者にかかわらず その日の市に参加していない業者は落札価格がわからないでしょう。

しかしこれらの情報が古本買取市場全体の売り上げの おおかたであるとは考えにくいですし、 となると同一の取扱い数も少ないでしょう。 そしてそれらの商品は実際に出品されたときに初めて相場を 知ることになり、そのときになってようやく相場の知識も生きることになります。

また有力書店の価格の目録も相場を形成する一つの目安となっている 可能性があります。 その場合、とくに専門店はその分野のプロが値付けをすることもあり、 特に明かな理由がないのに、急に値上がりするとなると 顧客からの信用に関わるので 価格に安定性がでるではないでしょうか。 また、価値に見合った値付けがされていることも期待できます。

ただ、紙の目録であると時代の流れとともに時差がうまれ 適切でない可能性もあるので注意しなければいけないでしょう。